【イベントレポート】卒団式

卒業シーズンになり、先日、我が高浜翼のAチーム6年生　メンバー9名の卒団式が行われました。

私は今年初めて参加したのですが、なかなかよい式でした。

【卒団するメンバー】

 

皆さんの前にかかっているシャツは、汗と泥がしみ込んだ練習着です。本当は実名入りでそれがまたカッコいいのですが、個人情報のため画像処理しています。

まずは、Aチーム各コーチのスピーチから始まります。涙で詰まってしまうコーチもちらほら。そのスピーチの中で、監督さんが言った言葉が特に印象に残っています。

“今は、ここにいるお前たち全員が俺の息子みたいなもんだ”

そうなんですよね~。私もコーチ初めて1年ちょいですが、毎週土日に真剣に教え一緒に汗を流す過程で子供達の性格がよく見えてくるし、本当に可愛く思えてきます。そして試合で勝てると最高です。

聞くところによると、今のAチームのメンバー&コーチは特に仲が良く、毎週のようにいかにしてチームを強くするか、酒を酌み交わしながら熱く語り合ってきたそうです。

【卒団メンバーとスタッフ】

夜の会合の賜物かわかりませんが、Aチームはここ数年で最も強く(歴代最強との噂も)数々の大会で好成績をおさめていたのです。

【栄光の証】

すごい数です。

　

 

 

Aチームの勝率は7割を超えていたそうな(公式試合と練習試合の合計)。

ただ、これは私の主観ですが、今年のAチームを見て特にすごいなと特に思ったのは、いつ見ても選手が伸び伸びと楽しそうに、それでいて真剣に練習に取り組んでいた点です。これもまた、別のコーチがスピーチで言っていたのですが、

“勝つことは絶対じゃない。でも、勝てるから楽しいんだ”

私も本当にそう思います。“勝つ”から楽しくて、そのために練習するんですね。イキイキと真剣に練習に取り組んでいたAチームは、きっとこの考え方がコーチ・選手共に浸透していたんですね、と、聞いていて今更ながら納得しました。

卒団後は野球を続ける子、他のことに取り組む子、道は分かれるかと思いますが、このチームでの経験を通し、皆で負けることの悔しさや勝つことの喜びを共有できたことは、きっと一生の財産になることでしょう。

【6年・5年メンバー】

最後に、卒団していくAチームのコーチやメンバーの精神は、我々Bチーム以下、必ず受け継いでいきたいと思います。